オーガスチンとマルコの家

勤務している高崎聖オーガスチン教会や新町聖マルコ教会の情報やキリスト教文化や信仰などの話題を掲載します。

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

聖霊降臨後第13主日 聖餐式『神のことを思う人生を歩む』

今日は聖霊降臨後第13主日。高崎で聖餐式を捧げました。聖書個所は、ローマの信徒への手紙 12:1-8とマタイによる福音書16:21-27。説教では「イエス様の受難予告」の箇所を「十字架を背負うこと」をキーワードに考察し、「神のことを思う」よう勧めました…

「ボブ・ディランの音楽と信仰(2)」

前回はボブ・ディランのデビュー時、特にPPMもカバーした曲「風に吹かれて」にスポットを当てて「ボブ・ディランの音楽と信仰」について私見を述べました。 ところで、若い頃のディランの音楽と生き様を追ったマーティン・スコセッシ監督のドキュメンタリ…

聖霊降臨後第12主日 聖餐式『神が与えた信仰に生きる』

新町聖マルコ教会聖堂の祭壇(Altar) 今日は聖霊降臨後第12主日。午前高崎、午後新町で聖餐式を捧げました。聖書個所は、ローマの信徒への手紙11:33-36とマタイによる福音書16:13-20。説教では、「ペトロの信仰告白」の箇所の前半を中心に、当日の使徒…

「ボブ・ディランの音楽と信仰(1)」

先月、ボブ・ディランの8年振りとなる新しいアルバム『ラフ&ロウディ・ウェイズ』がリリースされました。スタジオ・アルバムとして39作目で、全10曲収録のCD2枚組の大作です。早速購入して聞いてみました。まるで文学作品のようで、79歳ながら創作意欲は全…

聖霊降臨後第11主日 聖餐式『カナンの女の信仰に倣う』

今日は聖霊降臨後第11主日。高崎で聖餐式を捧げました。聖書個所は、旧約 イザヤ書 56:1、6-7とマタイによる福音書15:21-28。 説教では、冒頭で聖書地図を使い、本日の福音書の舞台であるティルスとシドンの場所や異邦人の町であること等を紹介しました…

「ピータ-・ポール&マリーの音楽と信仰(2)」

前回はPPM、ピータ-・ポール&マリーの、ことにファーストアルバムの曲にスポットを当てて、その音楽と信仰について思い巡らしました。そこでは3人の聖人の名前を冠したグループにふさわしく、その音楽にはキリスト教的なメッセージが含まれていることを記…

「ピータ-・ポール&マリーの音楽と信仰」

ピーター・ポール&マリーという、1960年代に活躍した米国のフォーク・グループをご存知でしょうか? Peter Yarrow, Noel Paul Stookey, Mary Traversのトリオです。頭文字をとってPPMと呼ばれていました。前々回のブログの記事「ジョーン・バエズの音楽と信…

聖霊降臨後第10主日 聖餐式『私たちと共にいて救う神』

今日は聖霊降臨後第10主日。新町で聖餐式を捧げました(高崎は「み言葉の礼拝」)。聖書個所は、旧約 ヨナ書2:2-10とマタイによる福音書14:22-33。 説教では、「イエス様が湖の上を歩かれた」という奇跡の箇所を、27節の御言葉「安心しなさい。わたしだ…

「ジョーン・バエズの音楽と信仰(2)」

前回、「ジョーン・バエズの音楽と信仰」のタイトルで、特に彼女の日本での最初のヒット曲「ドンナ・ドンナ」にスポットを当てて、彼女の音楽の特質と信仰について論を進めました。今回は1963年のキング牧師のワシントン大行進のおりにジョーン・バエズが歌…

聖霊降臨後第9主日 聖餐式『小さなことを主イエス様に』

今日は聖霊降臨後第9主日。高崎で聖餐式を捧げました。聖書個所は、ネヘミヤ記 9:16-20とマタイによる福音書14:13-21。 説教では「5000人の供食、パンと魚の奇跡」について、導入では2年前の聖地旅行での写真を使い、展開では旧約聖書を引用し憐れみ深…