オーガスチンとマルコの家

勤務している高崎聖オーガスチン教会や新町聖マルコ教会の情報やキリスト教文化や信仰などの話題を掲載します。

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「ジョーン・バエズの音楽と信仰」

皆さんはジョーン・バエズはご存知ですが? 私以上の団塊の世代の方には馴染みがある名前だと思います。学生運動が盛んだった1960年代、彼女は「フォークの女王」と呼ばれていました。以前、「本田路津子とキリスト教」について記しましたが、本田路津子や森…

聖霊降臨後第8主日 聖餐式『賢明な心で神の国を求める』

今日は聖霊降臨後第8主日。午前高崎、午後新町で聖餐式を捧げました。聖書個所は、列王記上 3:5-12とマタイによる福音書13:31-33、44-49。説教では、「天の国のたとえ」について、44節の「宝が隠された畑のたとえ」を中心に、当日の旧約の列王記上3章…

「唱歌・童謡とキリスト教(3)」

前回、童謡の誕生、そしてキリスト教との関連について少し記しましたが、日本人にとって最も愛されている童謡は何だと思いますか? かつて、NHKが行ったアンケート「明日へ残す心の歌百選」(回答数66万通)で一位に選ばれたのが、「赤とんぼ」、2位が「…

聖霊降臨後第7主日 聖餐式『麦も毒麦も一緒に育つ神の国』

左が麦、右が毒麦です。 今日は聖霊降臨後第7主日。高崎聖オーガスチン教会で聖餐式を捧げました。 聖書個所は、知恵の書12:13、16-19 とマタイによる福音書13:24-30、36-43。説教では、「毒麦のたとえ」について、「神の国は麦と毒麦が混ざって育って…

「唱歌・童謡とキリスト教(2)」

前回、このテーマで「日本の唱歌は最初からキリスト教と深いかかわりがあった」と記しましたが、追加したいことがあります。 それは尋常小学唱歌が1911(明治44)年から文部省により編纂されますが、その編纂(作曲)委員6名のうち4名がキリスト者またはキ…

聖霊降臨後第6主日 聖餐式(新町)『どの地にも種を蒔かれる神の愛』

今日は聖霊降臨後第6主日。一種陪餐ではありますが、新町聖マルコ教会で聖餐式を捧げました(高崎は「み言葉の礼拝」)。福音書箇所はマタイによる福音書13:1-9、18-23。説教では、「種を蒔く人のたとえ」について、ミレーの絵や当日の聖歌の歌詞等を活…

「唱歌・童謡とキリスト教(1)」

新型コロナウイルスのため新たな撮影ができず、再放送をしているNHK朝の連続テレビ小説「エール」で、ヒロイン音が立教女学院と思われる聖歌隊と福島県川俣の教会で聖歌を歌うシーンが、先日ありました。その歌声に裕一は惹かれます。その曲は「いつしみ…

聖霊降臨後第5主日 聖餐式・誕生感謝の祈り(高崎)『重荷を負う者を招くイエス様』

「誕生感謝の祈り」で司祭の祝福を受ける幼子と家族 本日は聖霊降臨後第5主日です。高崎の教会で、聖餐式を献げました。本日は説教の後に「誕生感謝の祈り」がありました。 聖書箇所は、旧約聖書 ゼカリヤ書 9:9-12、福音書 マタイによる福音書 11:25-3…

久米小百合(久保田早紀)とキリスト教

本田路津子に続いて、久米小百合のCDを聞いたり久米小百合の自叙伝を読んだりしています。後者は昨年3月に出版され購入し途中まで読んでストップしていましたが、また読み始め、昨夜読了しました。それは『ふたりの異邦人 久保田早紀*久米小百合自伝』と…