オーガスチンとマルコの家

勤務している高崎聖オーガスチン教会や新町聖マルコ教会の情報やキリスト教文化や信仰などの話題を掲載します。

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

聖霊降臨日 私祷『聖霊を受け「神の道」に従う』

本日は聖霊降臨日、3大祝日ですが、私祷(み言葉の礼拝)を捧げました。福音書箇所はヨハネによる福音書20章19節-23節です。今回はその後半を中心に思い巡らし、聖霊により罪を赦す者に変容すること、各自に与えられた賜物を生かし「神の道」に従うことに…

「明日に架ける橋」とキリスト教

新型コロナウイルスの感染者への対応にあたるイギリス西部のウェールズの仮設病院の医療関係者らが「サイモン&ガーファンクル」の名曲、「明日に架ける橋(Bridge Over Troubled Water)」を歌った動画がインターネット上に投稿され大きな反響を呼んでいるそ…

復活節第7主日(昇天後主日)私祷「イエスの祈りに倣う」

公祷再開に向けて、本主日から「み言葉の礼拝(私祷)」を捧げることにしました。また、感染リスクを減らすため、特祷・聖書日課・詩編については当日の分を印刷したB4一枚の別紙を使うようにしました。 福音書の箇所はヨハネによる福音書17章1-11節。説教…

昇天日私祷「イエス様の昇天という恵み」

本日は昇天日。イースターから40日目の祝日です。 木曜日ですが、高崎の教会でアンテ・コミュニオン(聖餐式前半のみ・私祷)を捧げました。 福音書の箇所はルカによる福音書24章49-53節。説教ではイエス様の昇天の意味を、「神様の普遍的な愛と私たちが天に…

エミリー・ディキンソンの詩と信仰

エミリー・ディキンソンEmily Dickinson(1830 - 1886)という詩人をご存知ですか? 生前、わずか10篇の詩を発表しただけで56歳の生涯を終えた19世紀アメリカの女流詩人です。没後発表された1800篇にのぼる作品により、アメリカの文学史上、奇跡の詩人とも言…

復活節第6主日私祷「イエス様につながっていく」

本日は復活節第6主日。 本日も高崎の教会でアンテ・コミュニオン(聖餐式前半のみ・私祷)を捧げました。 福音書の箇所はヨハネによる福音書15章1-8節。説教では「実を結ぶためにつながる」ことをテーマと考え、15:5を中心聖句として話しました。また、「…

フェリーニ「道」とキリスト教

先主日の説教で触れたフェリーニが監督した映画「道」について、当日はその日のテーマとの関係で話しましたが、今回はこの作品をキリスト教の観点から考察してみたいと思います。 「道」は1954年のフェデリコ・フェリーニ監督のイタリア映画。フランシスコ教…

復活節第5主日私祷「父なる神に至る道であるイエス様に従う」

本日は復活節第5主日。 本日も高崎聖オーガスチン教会でアンテ・コミュニオン(聖餐式前半のみ・私祷)を捧げました。 福音書箇所はヨハネによる福音書14章1-14節。説教では、イエス様は「道であり真理であり命である」と同時に「真理であり命である父への…

朝ドラ「エール」の教会と私たちの教会

NHK朝の連続テレビ小説「エール」で、川俣にある教会として登場する教会、実は福島聖ステパノ教会で撮影されています。5月6日(水)の放送回では、祐一と音がここで再会する重要な場所として登場しました。 ここの教会聖堂の内部が私たちの高崎聖オーガスチ…

復活節第4主日私祷「門であり、真の羊飼いであるイエス様に聞き従う」

本日は復活節第4主日、「良い羊飼いの主日Good shepherd Sunday」です。 本日も高崎聖オーガスチン教会でアンテ・コミュニオン(聖餐式前半のみ・私祷)を捧げました。 「聞き分ける」と「門」という言葉に着目して、真の羊飼いであるイエス様に聞き従うこと…