オーガスチンとマルコの家

勤務している高崎聖オーガスチン教会や新町聖マルコ教会の情報やキリスト教文化や信仰などの話題を掲載します。

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

大斎節第2主日聖餐式 『キリストの後に従う』

本日は大斎節第2主日。午前高崎、午後新町の教会で聖餐式を捧げました。聖書箇所は、ローマの信徒への手紙8:31-39とマルコによる福音書8:31-38。説教では、マルコ8:34を中心聖句として思い巡らし、「十字架を負うこと」や「主イエスの後に従うこと…

「T. S. エリオットの詩と信仰(1)」

今年は2月17日(水)が大斎始日で、高崎の教会で「灰の水曜日」の礼拝を捧げました。私は教育公務員でしたので、平日の礼拝にはほとんど出たことがありませんでした。ただ、「灰の水曜日」の礼拝は、東京出張の帰りに寄った四谷の聖イグナチオ教会で「灰の…

大斎節第1主日聖餐式 『荒れ野で支えてくださる神』

本日は大斎節第1主日。高崎の教会で聖餐式を捧げました。礼拝後、堅信受領者総会があり、報告や予算案等が承認されました。礼拝の聖書箇所は、ペトロの手紙一 3:18-22とマルコによる福音書 1:9-13 。説教では、大斎節の始まりに当たり、荒れ野で神が支…

大斎始日(灰の水曜日)の礼拝 『隠れた神と心を合わせる』

本日から大斎節です。高崎の教会で「大斎始日(灰の水曜日)の礼拝」を捧げました。悔い改めのしるしとして額に灰の十字架のしるしを受けました。 礼拝の聖書箇所は、ヨエル書2章1節以下とマタイによる福音書6章1節以下。説教では、「灰の水曜日」の由来…

大斎節前主日 『イエスに聞き栄光の姿へ』

本日は大斎節前主日。新町の教会で聖餐式を捧げました(高崎は「み言葉の礼拝」)。新町は礼拝後、堅信受領者総会があり、報告や予算案等、すべて承認されました。礼拝の聖書箇所は、ペトロの手紙二 1:16-19とマルコによる福音書 9:2-9。説教では、「変…

「星の王子さまとキリスト教(2)」

2週間ほど前のブログで「星の王子さまとキリスト教」について、特に最も有名な「一番大切なことは目に見えない」の言葉にスポットを当てて記しました。今回はさらに一歩踏み込んで、「星の王子さまはイエス様ではないか」ということを中心に述べてみたいと…

顕現後第5主日聖餐式 『仕えることと祈ること』

本日は顕現後第5主日。高崎の教会で聖餐式を捧げました。聖書箇所は、コリントの信徒への手紙一9:16-23とマルコによる福音書1:29-39。説教では、シモンのしゅうとめの癒やしと宣教の箇所から「人々に仕えることと神に祈ること」の必要性を理解し、イエ…

『なかにし礼~「愛のさざなみ」に思う~ 』

前々回のブログで浜口庫之助作詞・作曲の「バラが咲いた」の基となった「星の王子さま」について述べましたが、ハマクラ作品として世俗の中で聖なるものを感じさせるものとしては、なかにし礼作詞・浜口庫之助作曲で島倉千代子が歌った「愛のさざなみ」を挙…