オーガスチンとマルコの家

勤務している高崎聖オーガスチン教会や新町聖マルコ教会の情報やキリスト教文化や信仰などの話題を掲載します。

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

聖霊降臨後第4主日 聖餐式(高崎・新町)『いのちよりも大切なもの』

本日は聖霊降臨後第4主日です。午前10時半から高崎の教会、午後2時から新町の教会で、聖餐式を献げました。私にとっては一日のうちに別の教会で聖餐式を執行するのは初めてでした。 本日の聖餐式の「み言葉」では、旧約聖書・詩編は割愛しました。使徒書は…

本田路津子とキリスト教

聖公書店が先週の水曜日(17日)に久しぶりに高崎の教会にも来てくれました。その折りに購入した本の中の一冊が本田路津子の自叙伝「マイソングマイライフ」でした。この本に触発され、また彼女の歌を聴いています。 本田路津子は本名で、両親がクリスチャン…

聖霊降臨後第3主日 聖餐式(高崎) 『派遣され、仲間と告白する』

本日は聖霊降臨後第3主日です。高崎の教会で、一種陪餐ではありますが公祷再開後の2度目の聖餐式を献げました。聖霊降臨後の節に入り、久しぶりに緑のチャジブルを着用しました。 17名の会衆と共に感謝・賛美の祭りを執り行うことができ、感謝でした。久…

エミリー・ディキンソンの詩と信仰(2)

先主日の説教でエミリー・ディキンソンの詩「駒鳥」を引用しました。約1か月前に「エミリー・ディキンソンの詩と信仰」についてブログに掲載しました。今回はその続編として別の観点や他の詩も取り上げ、そのことについてさらに思い巡らしてみたいと思いま…

聖霊降臨後第2主日 聖餐式(新町・公祷) 『身近なところから福音を宣べ伝える』

本日は聖霊降臨後第2主日です。私は6月から新町聖マルコ教会の協働司祭となり、毎月第2主日10時半、第4主日14時に新町の教会で司式・説教をすることになりました。新町では今日から公祷を約3か月ぶりに再開し、一種陪餐(パンのみ)ではありますが、…

八木重吉の詩と信仰(2)

先主日、その前の主日に続き八木重吉の詩を説教で取り上げました。詩稿集「貧しきものの歌」の中にある「きりすと/ われにありとおもうはやすいが」の詩です。当日は、イエス様は疑う者にも近寄り、そのような弟子と「共にいる」ことの例としてこの詩につい…

三位一体主日・聖霊降臨後第1主日聖餐式(公祷) 『疑う者にも近寄り派遣するイエス様』

本日は三位一体主日・聖霊降臨後第1主日です。高崎の教会では今日から公祷を再開し、一種陪餐ではありますが聖餐式を献げることができ、感謝です。 サーバーやアッシャーも付き、14名の会衆と共に感謝・賛美の祭りを執り行うことができました。できるだけ…

八木重吉の詩と信仰(1)

先主日、八木重吉の詩「神の道」を説教で言及しましたが、限られた説教時間で言葉が足りませんでした。この詩に込められた八木重吉の思い、特に彼の信仰にスポットを当て思い巡らしたいと思います。できれば「八木重吉の詩と信仰」については複数回記したい…